2016参院選 - 全議席確定

  自民 民進 公明 共産 お維新 社民 生活 こころ 改革 無他
公示前勢力 115 62 20 11 7 3 3 3 2 15
非改選議席 65 17 11 8 5 1 1 3 0 10
改選議席 50 45 9 3 2 2 2 0 2 5
ANN (テレ朝系) 58 30 14 6 8 1 0 0 0 4
FNN (フジ系) 58 29 14 6 8 1 0 0 0 5
JNN (TBS系) 57 30 14 7 8 1 0 0 0 4
NNN (日テレ系) 59 29 14 6 8 1 0 0 0 4
TXN (テレ東系) 58 29 14 6 7 1 0 0 0 6
NHK 54-61 26-32 13-15 5-8 6-9 0-1 0-1 0 0 3-5
結果 56 32 14 6 7 1 1 0 0 4

 いや、時間かかった。最後の比例の1議席(生活が獲得)が決まったのが6時を回ってから。
 各局、翌日の通常放送が始まってから、議席が確定したので、最後、いつ当確が出たのかわからずじまい。
 かれこれ10年以上、選挙速報ウオッチを続けているが、こんなことは前代未聞。

 で、議席予想だが、自民と明進をそれぞれ、数議席読み間違えて、各局微妙な結果。何より、どの局も生活の議席獲得を予想できなかったのが痛恨。後方からの追い上げで最後の最後に差し切られた感じ。


 とりあえず、恒例の各局当確速度を見てみるが、27:30の時点でANNが残り1議席まで辿り着き、その後、2時間かけて各局が残り1議席に追いつく。この時点で29:30。各局通常の放送体制に移行。
 そして、29:50頃、ようやくANNが全議席を確定(ただし、Web上)。そして、唯一、速報を続けていたNHKが当確情報を出したのが、30:07。この頃、他の各局でも、最後の1議席を生活の議席として当確。
 いや、現行制度ではおそらく最長の恐ろしく、長い一日でした。

 そして、獲得議席数の推移。自民と公明が着実に勢力を伸ばしている。



 ただ、獲得議席数を見ると、実は前回の参院選よりも自民は議席数を減らし、それを横目に公明が過去最高の議席数を獲得している。
 特に、前回の2014年は、民主の奇跡的な自滅で自公に大量に票が転がり込んできたのだが、公明に関してはその時以上の議席を獲得している。学会恐るべし。
 一方、民進は最悪期を脱した模様だが、全盛期には遠く及ばない議席数。政権交代可能な与党という存在にはなれそうになく、55年体制が完全復活したイメージ。良いことなのか、悪いことなのかはわからんが、結局、日本的民主主義の形はこれなのだろう。


 一方、衆参を通した比例の獲得議席数の遷移を見てみると、2013年以降は、自公の獲得議席に殆ど変化はない。
 じゃあ、何が変わったかというと、実はいわゆる"第3極"が崩壊している。2009年以降、みんなの党、日本維新の会が一定数の議席を確保していたのだが、2014年の総選挙後に相次いで崩壊。
 どうやら、一時第3極に流れていた有権者が民進に戻ってきたのが今回の選挙結果のように見える。


 最後に、なぜ今回こんなに全議席確定が遅れたのかと言うと、比例最後の一議席がまれに見るデッドヒートだったため。
 比例はドント方式(整数倍で獲得票数を割っていき、その結果の数が多い順に議席を獲得する)で議席を配分するのだが、最後に争った維新の5議席目(獲得票数の5分の1)と生活の1議席目(同1分の1)の票差が僅かに3万7千票ほど。
 しかも、午後5時半の段階では、この差は逆転していた。
 生活はなぜか圧倒的に東京都で強いのだが、東京は有権者数の多さから、開票が一番遅い。よって、明け方になって東京の開票が進むに連れ、どんどん得票数を伸ばし、ついに維新を逆転し、最後の1議席を手に入れた。
 生活という得体の知れない党の票の読みにくさが、今回の遅れの原因だったと言えそう。

 そんなわけでまた次回。早ければ今年か来年の衆院選で。

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